平魚泳 Hirasakana Oyogu

龍神花祭を終えて

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「言葉」と「音」について語ってきた

 

2022.10.10
龍神花祭に向けて、
4回にも分けて、
練習している時の
氣付きの数々を綴ってきました。

 

 

 

じっさいライブの出来は?

 

それで、
じっさいライブはどうだったのかというと・・・

 

それを語るのが苦手なんですよねぇ(笑)

 

「どんなことをして、どんなことになった。」
とか、
ほとんど覚えてないし、
氣の利いた
感謝の言葉も出て来ない。

 

ただ「よかった。よかった」
と、打ち上げを終えた後、
ロッジ泊の僕と、舞台監督の方と
二人になった時、

 

「じっさいどうだった?」
と聞かれ、
聞かれたからこそ
見つけた想いを話しました。

 

行者洞穴で出てきたメロディ

 

即興のライブで、
何が失敗で、
何が成功かだなんて
誰にも決められない。

 

だが、
好かったか、不味かったかは、
一人ひとりの心に委ねられる。

 

*************

 

「こんなことをしよう」
と決めていたが、出来なかった。

 

リハで出来たアイデアが出来なかった。

 

本番30分前に、
すぐ近くの行者洞穴に詣でて、
社の前で笛を吹いて、
音階を確かめていた。

 

 

生け花が完成した後に行われる散華で
茉莉花」を謳うことが決まっていたので
ライブ中、妙和さんが花を生けている時、
この「茉莉花」のメロディを
全体的に吹こうと想っていた。

 

しかし、
この行者洞穴で、
吹きたくなってしまったメロディは
何か今は思い出せないんだけど、
ブルーハーツの曲のメロディだった。

 

「ブルーハーツのメロディって
やっぱり単純でいいなぁ」
なんて想いながら迎えた本番。

 

もう、
そのブルーハーツの曲のメロディしか
出て来なかった(笑)

 

著作権を氣にしながら
わからないように崩して吹いた。

 

これが失敗かどうかなんて
問題ではない。

 

「音の人」で在れた歩みの先で

 

それで、
舞台監督にも話した
本番の感想はというと・・・。

 

このライブの演奏の話をいただき、
すでにその時点で
インスピレーションをいただき、
ずーっと氣持ちを向けて日々
練習出来る機会をいただき、
さらに前日入りして、
家から、家事育児から離れ、
集中して楽器に触れる機会を得て、
前日、当日と、
あらゆる氣持ちの好い場所で
音を鳴らし、
演者として、信頼して
場所を準備してくれた方々もいて。

 

その歩みの延長線上にある本番に、
何の悔いがありましょうか!

 

ひとつ、記憶に残っているのは、
空の色が素晴らしかったこと。

 

それが赤い空だったのか、青い空だったのか、
雲が好かったのか、空が好かったのか・・・
憶えていません。

 

空はただ、在るが儘で、
それを感じる小さな僕らは
かけがえのない
一つひとつの無限の心を持っている。

 

生け花とのコラボレーション。
もちろん感じながら演奏していた。

 

ただ、コラボだからといって
彼女の創り出される作品を
見ていたわけではなかった。

 

きっと、
いろいろな「存在」を
見ていた。
感じていたんだろうな。

 

僕は「それ」になり
「それ」が僕になっていた。

 

だから、
あまりよく憶えていない。

 

空即是色 色即是空。
天上天下唯我独尊。

 

悔いが有るも無いも無い。

 

 

 

 

終え、また歩き始めるために

 

もどかしいのは、
終わって、
疲れと脱力感で、
ここ数日、
楽器にも触る氣になれず、
放置していた家の片付けや、
農作業、草刈りなどに追われ、
まだ次へと氣持ちを向けられないでいる
今です。

 

でも、まぁ、
こうしてブログを書くことも
五臓六腑に染み込ませる
好い機会と想いながら、
今、活字にして
振り返っています。

 

 

またしばらく、
こういった「音」に集中させてもらえる機会は
予定に無いので、
また次の舞台に向けて、
次のモードを創っていくことにします。

 

次回の舞台の予定は
2022.10.26(水) 西千葉のブックカフェ「平凡」での
ウクレレライブです。

 

詳細はまたブログに書きます。
あ、FBイベントページは作ってあるので、
お急ぎで氣になる方はこちらへ

 

 

「脱力」とは言っても、
日々成長するわが子は賑やかだし、
今日10/15は僕の住む集落で毎年夏に行われている
県指定無形民俗文化財の「かっぱ楽」を
中津市の文化会館で発表するとかで、
僕も大人数のなかで笛を吹きます。

 

明日は、
田んぼの稲刈り。
いろんな人たちが集まって来てくれ、
手伝ってくれます。

 

 

うん。
それが終わったら、
千葉へ出発するまで
大きな予定がない。

 

「音の人」から
「詩の人」へ。

 

モードチェンジしていこうと想います。

この記事を書いた人

平魚泳

ウクレレ弾いて、タイコ叩いて、笛を吹いて、歌う。詩人。音楽家。言葉の持つ力、音の持つ力を日々確かめています。

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