平魚泳 Hirasakana Oyogu

中国の大理へ行ってきた

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遅ればせながら報告を。

 

東アジア地球市民村

 

2023.11.12〜18までの7日間、
中国の雲南省、大理という町へ行って来ました。

 

 

東アジア地球市民村」という
年に1回開催される、
どちらかというと
自然と共に生きる地球市民の
民レベルの人達の集い。
といった感じでしょうか。

 

今年で10年目の、
今回は中国での開催に参加して来ました。

 

僕は2019年に
韓国の星州で開かれた集いに参加し、
3日間の分科会や音楽、映画なのど
催しの後のオプションツアーにも参加し、
38度線(DMZ)に沿って歩いたり、
韓国の自然学校や、自然農などをされている
方々の宿舎に泊めてもらったりしました。

 

そして「2020年は中国の大理で会おう!」
と別れたのですが、
折から降ってきた「コロナ禍」により、
延期に次ぐ延期。

 

でもその間、
zoomを使ったオンラインでの開催となり、
お互いに、「祭り」の装いとは違った
「暮らし」の姿で会うことが出来たのは
大きかったと思います。

 

中国の方達が話す「大理の魅力」は
話ではわからず、
遠いのと、お金が無いのと、
身近な暮らしで精一杯の僕には
口では「行く」と言ったものの
2020年の開催だったら
きっと行かなかっただろうな・・・

 

でも、3回のオンライン交流で、
大理からのライブ中継を見させてもらい、
大理の音楽家たちとの交流を経たので、
2023年、今年こそはのリアル開催。

 

「行こう」と決めました。

 

中国の大理へ

 

VISA申請やパスポートの更新していたら
本当にギリギリ間に合ったのですが、
福岡→上海→昆明→高速鉄道で2時間、
「大理」という中国の西の果ての街に
辿り着きました。

 

なかなか政府同士の国交のせいで
ハードルが高くなっている中国。
日本、というか、外国からの参加者は
僕含めて日本人2名だけでした。

 

それでも中国は広いし、
中国国内で、同じ想いを共有する人達が
集まる機会は大切だったようです。

 

友達と逢う

 

本当に、
みんなと会えた!
仲間と会えた。

 

着いた初日から、
彼らの刈り取った田んぼに
藁を敷きつめて
輪になっての「田んぼ音楽ライブ」。

 

 

2年前に受け取った阿筱さんの
「回到土地」という曲のMV。

 

 

みんなで歌って、
心地よくなったら踊り出す。

 

とっても自然な風景。

 

この仲間たちが大好きになっていました。

 

そしてこの仲間たちに会えた!
やっぱりみんな、そんな人達だった。

 

中国が、大理の人が
みんなそうではない。
それはわかってる。

 

日本の僕らはみんな、
僕みたいに
ところかまわず
歌ったり踊ったりするのか?

 

違うもんね。

 

ただ、地球のどこかに、
同じような想いの人達がいる。
それを確かめるための旅の決意だった
と思います。

 

中国語で歌う

 

僕は、
一生懸命勉強した中国語で
僕の「想い」の詩を歌って来ました。

 

 

 

 

 

 

2年前のzoomの集いで、
僕らも大分の仲間と
こんなセッションを
東アジア地球市民村で共有したんだ。

 

 

これを見ていた人からも
声かけてくれて。

 

みんな、やりたいことは同じ。
「想い」を描いて、踊り、
皆で時を分かち合う。

 

大理で出会った仲間たちは、
田畑を育て、
歌い、踊り、
たき火を囲んで詩を読む。

 

 

随分と手心で、手作業で、
イベントとしての
支度をしてくれた感じはあるけど、
とても日常の営みに感じた。

 

たなそえて、創る悦びを知っていた。

 

僕はいくつかの言葉数の少ない
中国語での詩と共に、
ひとつ、
長いんだけど、
届けたい「想い」を乗せた詩があった。

中国語素人だけど、
2週間前から、そして
ずっと飛行機や電車の移動の最中にも
一生懸命暗記して、
各処で歌ったのがこの詩。

 

 

なかなか上手に歌いきれなかったけど、
日本語で「どんな詩か」を説明して
日本語で歌うより、
絶対伝わったと思う。

 

こんな「人」の営みが
地球の至る所で営まれている現実を
想う。
大切にしたい
「幸せ」の営みだと想う。

 

強く想う。

 

本当に行ってよかったな。

 

noteでリアルタイムで更新

 

こちらのブログは更新が遅くなっちゃったけど、
noteでけっこう更新したので、
さらに興味持ってくれたなら、
よかったらnoteも読んでください。

 

来年は台湾で開催するぞ!
と言ってました。

 

想えば、あとは叶えるために
全力を尽くす。
多分、無理はしないで、
お互いに補い合うことが
僕らには出来るんだと
想う。

 

この記事を書いた人

平魚泳

ウクレレ弾いて、タイコ叩いて、笛を吹いて、歌う。詩人。音楽家。言葉の持つ力、音の持つ力を日々確かめています。

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