平魚泳 Hirasakana Oyogu

2022.08.03 西千葉「平凡」にてウクレレライブ

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こんにちは。
大分の山村の古民家で暮らしている
平魚泳と申します。

 

実家が千葉にあり、
現在、空き家になっています。
今、家を片付けたり、
夏なので草が茂ってしまうので
草を刈りに、8月、実家へ帰る予定。

そんな2、3ヶ月に一度のタイミングで
いつも西千葉の「平凡」さんという
ブックカフェでライブをさせてもらっています。

 

______________________

 

◆とき
2022.08.03(水) 19:00〜21:00
 
◆ところ
平凡
千葉市中央区松波2-7-10
090-5301-8171
 
 
◆ねだん
1000円+1オーダー
事前に予約いただけたら幸いです。
 
【ご予約・お問合せ】
090-9246-5841
または平魚泳までお問い合わせください。
 
____________________________
 

経緯

 
2021年の初夏、
実家の両親が、もう介護無しでは暮らせない感じになってきて、
コロナ禍で、ご近所との付き合いもできず、孤立した状態になってきたので、
大分へ連れて行くことにしました。
 
千葉にいる数日、
いろいろカタをつけ、お世話もひと段落し、
夕方、自転車で50分。
17歳から歌い続けてきた
千葉駅の路上へ、ウクレレを持って出かけました。
 
本当に久しぶりの「街」でした。
 
ずっと、何十年経っても、
この路上で演奏する行為はドキドキします。
 
誰から許可を得たわけでもない。
誰が待っているわけでもない。
自分で決めて、自分でする。
 
どこにどれだけのどんなモチベーションがあるのか・・・、
問われるのです。
 
そして、
「街」に着いて、「街」を見渡す。
 
・・・100%のマスクの人、人。
 
__________________________
 
マスクとは、外と触れる世界に隔たりを創る行為と
僕は感じています。
 
体調が悪いけど、外へ出かけなくてはならない。
家に居た方が好いけど、
なるたけ部屋に独り居るような状態を保って外へ出かけよう。
 
そんなものだと想っています。
 
__________________________
 
街で、2021年のあの時期、
マスクを外し、独り、街の路上で立ち止まることが
出来ませんでした。
 
自転車をこぎ続け、海へ。
ポートタワーの公園へ着く。
 
 
夕暮れ、スマホに向かってウクレレを
ライブ配信して、また帰路につきました。
 
あの店も、この店も閉まっている。
 
人口はたくさんいるのに、
みんなどこにいるんだろう?
 
公園にぽつりぽつりと人はいるんだけど、
なんだか幻影を見ているようでした。
 
数年前より、灯りの少ない街を
自転車でこいでいると、
西千葉駅近くの「平凡」さんに
灯りが灯っていた。
 
お店に入ると、おどろいた顔で、
「さかなさん、大分にいるんじゃなかったの?」
 
なんか、ちょくちょく千葉には帰っていたけど、
コロナ禍と、両親のための帰省でもあったので、
ずっと「友達」には会えなかった。
 
「友達」がいなくなっていた。
 
僕が大切にしている「音楽家の自分」で
触れていない世界は、
こなしてはいても、愛着の持てる世界ではなかった。
 
 
それ以降、
千葉へ帰省するたび、
必ず「平凡」さんでウクレレライブをさせてもらっています。
 
お客さんが、
来てくれて5〜6人。
 
ゼロだった日なんかも経て、
本当に描きたかった、その瞬間の音楽を、
落ち着いて、丁寧に奏でさせてもらっています。
 
 
1年間の200とか300日とかをライブツアーしているような
プロのミュージシャンには
ついぞなれなかったけど、
これからは、こんな風に、
集客や収入、賑やかなイベントの主旨などに
やたら忖度せず、
表に現したい表現を丁寧にできる。
 
そんな機会を増やしていく。
 
そんな大切な一歩が、
この「平凡」さんでのウクレレライブになっています。
 
 

↑2021年11月のライブです。
 
よかったら足を運んでみてください。
 
そして、こんな僕の演奏会に触れてみたい
また別の土地で暮らす方がいたら、
どうぞ声をおかけください。
 
その土地へ足を運んでみたいと想っています。
 
 

この記事を書いた人

平魚泳

ウクレレ弾いて、タイコ叩いて、笛を吹いて、歌う。詩人。音楽家。言葉の持つ力、音の持つ力を日々確かめています。

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