ロストジェネレーション
2024.07.3
先日、ちょっと心理的に
ストレスがあったせいか、
なかなか寝付けない夜がありました。
それならばと、
車に乗って、海の方まで
車を走らせました。
そこは
夜でも煌々と明かりが灯る
港湾地区でした。
物流倉庫が並んで稼働している隙間に
小さな公園を見つけました。
人気はないのに明るい。
工場、倉庫では、
明かりや、機械の稼働する音から
誰かが働いている気配を感じる。
その公園をしばらくぶらぶらし、
数日前に創った新曲を、
歌って、動画に撮ることにしました。
「ロストジェネレーション」
最近、新しい曲、詩を
創る氣がせず、
むしろ20年以上前に創った曲なんかを
週2回、どこかの野外で歌っている
ツイキャスのライブ配信で歌っては
ずっと日の目を見ずに
独り暖めてきた詩を
(視聴者、1〜2人、
もしくは0人だったりするけど)
表に現すことができて
満足していました。
でも、何となく、
「今」の詩も創りたいな。
そう想っていました。
若い青春の日々を
ノスタルジックに唄うでもなく、
誰かと熱烈な恋に落ちる詩でもなく。
今の時代を
1976年に生まれた僕が、
僕らが、この世代が
生きているリアルな詩を・・・。
華やかさに欠けた人生で、
華やかさに欠けた人生の
味方でありたいと想っています。
誰の世界も唯一のもので
かけがえのない愛しい世界。
僕の「これ」で
あなたの「それ」を
輝かせられたらいいな。
そんな夢を見ています。
今の時代感は
救いがなく、
救いを求め、彷徨い、
彷徨う道すら整備され、
救いになるかもしれない
「絶望」の闇も、
綺麗に刈り取られ、
イケナイことを考えないように
隅々まで
監視されているような社会に
感じます。
毒は消毒され、
影には照明を当て、
禁止事項の看板が
あちらこちらに目につく。
こんな時代を
僕らはどう生きればいいのか?
それは、
この身を通して、
感じて生きれば、
自ずと時代や人生、
運命は運ばれていくと
想います。
だから、
とりあえず
唄いました。
そして、この後、
また今も、
もう少し、
力強い詩が出来ています。
その曲もまた、
唄い、刻んでいこうと思っています。
では、
先日、
その深夜の公園で
唄った詩を聴いてください。
「ロストジェネレーション」
人で失くなってしまいそうな
生ぬるい夜
立ってるのがやっとで
立っている
倒れないのは
麻痺ってるからで
生きているのがやっとで
生きている
草むらでもあれば
そこに身を埋めて
流れる流れを
眺めているのに
見つかって捕まって
しまいそうで
流れに必死で掴まって
生きている
これが犯罪になったら
罪深い世よね
人様に迷惑だけは
かけないでね
のろい呪いが
今更 効いてくる
生きているのがやっとで
生きている
そろそろ行くかい?
何処かへ
ここではない何処かへ
行かなケレバ…
刺激をおくれ
刺激送ってくれよ
刺激遅れ
知恵をくれ
知恵を送っておくれ
知恵を送ってくれよ
知恵遅れ
時代遅れ
※ 週に2回、
野外のどこか気持ちいい場所を見つけては
ツイキャスでLIVE配信を行っています。
アーカイブも残しているので
タイミング好い時に見てください。
当ブログと併んで、
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綴っています。
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